市役所を辞めたいと思っている人は多いと思います。
私もその一人で、実際に退職し、現在は私立大学職員として働いています。
この記事では
①なぜ市役所を辞めたのか
②大学職員になってどう変わったか
を、実体験ベースでお話します。
①なぜ市役所を辞めたのか
まずは自己紹介させていただきます。
私は30代後半の男で、妻と三人の子どもがいる既婚者です。
市役所には約10年半ほど勤め、現在は私立大学で働き数年が経過しました。
市役所を辞めた理由は
⑴忙しく、家庭との両立が難しかった
⑵仕事自体にストレスを感じる場面が多かった
が、大きい理由です。
⑴忙しく、家庭との両立が難しかった についてです。
私は、入庁してから比較的忙しい部署を転々としていました。
経歴は少しぼかしますが、税務部署や福祉部署、保育部署・・・。
兼務でコロナ対策や選挙管理委員会などの掛け持ちをしていたこともあります。
当時は結婚してまもなく、子どもを授かり、少しでも早く家に帰りたいという時期でしたが
それに反比例するように業務が増えていき、もどかしやさ苦しさを感じていました。
上司や人事に部署異動の希望をしましたが、特段希望が叶えられず、忙しい部署ばかりでした。
また、市役所というのは地震が発生したら避難所開設、大雨が降ったら水防対策など
平日の日中だけではなく、24時間365日、心のどこかで気を張っている状態でした。
公務員ときくとライフワークバランスがしっかりしているというイメージがありますよね。
ただ、それは部署次第、いわゆる「部署ガチャ」というやつです。忙しい部署は際限なく忙しいです。
⑵仕事自体にストレスを感じる場面が多かった についてです。
これは⑴とかぶるところがありますが、純粋に仕事が大変でした。
市役所で働いたことがある人なら深くうなづくほど同意をしてくださると思いますが
来る相手を選ぶことができません。
クレーマー気質な市民、高圧的な業者、偉そうな議員・・・挙げだしたらきりがありません。
デスクワークに集中していたところ、窓口にお客さんが来たから対応をはじめたところ
出だしから怒っていて、こちらのテンション爆下げ・・・という経験は、誰しもがしていると思います。
電話も同様ですよね。電話を取った人がバカを見る。
トイレを使うにも市民の目があるので手短に終わらせる。
それと、これは自治体にもよるかもしれませんが、自分のデスクがせまくありませんか?
隣の職員との間隔も近く、常に周りへ配慮している状態でした。
あらためてふりかえり、神経が削られる、ストレスフルな環境だと思います。
挙げだすとキリがありませんが、市役所を辞めた理由としては、以上が主なところです。
②大学職員になってどう変わったか
まず、仕事量が激減しました。体感で4分の1ぐらいに減った印象です。
私は、現在比較的忙しいと言われる教務の部署にいますが、それでも前職に比べたら大したことありません。
仕事に対するストレスも激減しました。
メインの相手は学生と教員、時々保護者です。
たまに生意気な学生や気難しい教員もいますが、多種多様な市民に比べたら可愛いものです。
教務はカリキュラムや授業に関すること全般を所掌するので、割と大学内の何でも屋なポジションになりがちですが、前職で培ったマルチに仕事をするスキルが活きています。
部署異動で仕事内容が大きく変わるのは市役所と同じですが、大学はあくまで「自大学運営に関わる仕事」と分野や限定的なため、割と狭い守備範囲でもやっていけます。
一方、市役所は「市政運営に関わる仕事」と守備範囲がめちゃめちゃ広いです。
市役所は部署異動=転職 みたいなものです。
私も、税務部署にいて、ようやくわかってきた・・・というタイミングで福祉部署に異動。
業務内容や根拠法令もガラッと変わってしまい、振り出しに戻るようなものでした。
市役所で働きつづけている方、本当に尊敬の念を持ちます。
残業はほぼなくなりました。
繁忙期の年度末~年度初めは若干忙しいですが、その月でも残業は10~20時間程度。
そのほかの月は0~数時間です。
市役所も部署や時期にもよりますが、選挙管理委員会にいる時は、選挙時は200時間を超える時もありました。
保育部署は残業して当たり前、という風潮があり、毎日20~22時ごろまで残っていました
(一部職員が当たり前のように残業中にお菓子や夜食を買いに行き、みんなに配り、残業頑張ろうーとやっている風潮が本当に嫌でした。)
今は安定した時間に帰宅でき、家族との時間を持つことができて本当に嬉しいです。
給料は同額でした。
偶然にも基本給は全くと言っていいほど、同額でした。
残業がなくなった分、残業代を含めると市役所時代のほうがもらっていましたが、私は残業代もらうよりも定時で帰れるほうが嬉しいので、気になりません。
他サイトなどの情報によると、大学によって給料や残業時間はだいぶ差があるようなので、事前リサーチすることがよさそうです。
私は給料面を特段リサーチせず転職したのですが、幸運にも年収ダウンすることなく、よい環境で働くことができて、本当にラッキーでした。仕事量に対して貰いすぎだと思っています。
今後もこのブログでは、市役所から私立大学職員に転職したリアルな話をお伝えしていきます。
「本当に今のまま働き続けてていいのかな」、「市役所職員でも転職はできるのかな」
と悩んでいる市役所職員の方に、私の経歴が少しでもお役にたつことができれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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