公務員脱出マニュアル

市役所・公務員

私は、公務員(市役所行政職)を10年半従事し、私立大学職員へ転職しました。
現在は私立大学職員5年目です。

今日は、私の経験を基に「公務員脱出マニュアル」を書いていきたいと思います。
公務員を辞めたい、転職したいなど考えている方へ参考となれば幸いです。

1.「民間では通用しない」の呪いをとく
 まずはこれです。
 直接言われたことはないけど巷で転がっているこの言葉。

 「公務員は民間では通用しない」

 この呪縛から解き放たれましょう。

 公務員を辞めた私の経験を基に言いますと

 「民間でも十分通用する」
 です。

 公務員の仕事って、手順を大切にしますよね。
 組織としての意向を確認(決裁)した上で、関係者には事前に内々に調整をする。

 この作業って、民間企業でもとても大切です。
 むしろ、その手順があいまいになっており、うまくいっていないケースの人を、今の職場では時々目にします。

 私が今の職場の直属の上司に
 「〇〇さん(私)って、仕事の進め方や調整が上手ですね」
 
 と嬉しい言葉をいただいたことがあります。
 これは、公務員時代に培った経験が、今に活きていると常々感じています。

 公務員の皆様が常日頃行っている調整・確認作業というのは、民間企業でもとっても役立ちます。

2.「安定」への依存をやめる
 公務員は終身雇用で安定しています。
 これは最強の「カード」だと思います。
 私も、入庁した理由の一つとして、終身雇用がありました。

 ただ、終身雇用はそんなに魅力的でしょうか。
 この記事を見ている方は、転職を多少なりとも意識している方だと思います。

 終身雇用とは、この職場で続けていくことに覚悟のある方、疑問を感じていない方には、素晴らしいことだと思います。
 ただ、公務員という仕事に疑問を感じている方や、転職を考えている方にとっては、むしろ「鎖」ではないかと、思います。


「安定というカードを捨てるのは、悩ましいな・・・」

その考えは、鎖につながれてしまっていると私は思います。
かくいう私がそうでしたので、少し過激ですが、書かせていただいています。

「安定」を理由に公務員に残り続けることは、人生のリミットを考えると、もったいないかなと思います。

3.同僚や周りの言葉に左右されるな。自分の本心と向き合え。
 現在の職場にいる方は、多かれ少なかれ、共通の思考をしていることから、同じ職場にいるのだと思います。
 要は、公務員という立場に魅力を感じているから、そこで働いている。
 そんな方達に、仮に相談したとしても

 「勿体ない」
 や
 「民間はもっと大変だ」
 「後悔すると思う」


 など、言葉が出てくる可能性があると思います。

 特に上司に相談すると、少なからず自分より長い間、公務員生活を経験している方です。
 民間から転職してきた方の可能性もあるかと思いますが、そういう方は、前職で辛酸を味わった方の可能性もあります。

 公務員として仕事を続けている方に転職を相談したとしても、反対される可能性はもちろん高いです。
 ただ、自分がいる環境というのは、自分と思考回路が似ている方が集まっている可能性が高いのです。
 
 大事なことは、自分の心と体の声を、しっかり聴くことだと思います。
 少しスピリチュアルに感じるでしょうか(笑)

 私が言いたいのは、世間や他人の声に従わず、自分の本心に向き合え、ということです。

 公務員という立場は、世間からすると、身分上は魅力的です。
 そういった、世間からの目線ではなく、自分の心に向き合ってください。

4.人生は一度っきり
 理解しているようで理解していない言葉。

 「人生は一度っきり」です。

 皆さん、本当にこのことを真剣に考えたことがありますか。

 公務員時代、別の部署の方が、孤独死をしました。
 その人はたくさん残業をしており、正直、見るからに不健康そうな様子でした。
 
 その方が、仕事が理由で亡くなったかはわかりません。
 私が言いたいのは、公務員が多忙だからやめろ、ということではありません。
 人生いつ終わりがくるかがわからない、ということを、その時感じました。

 人生の終わりに、今の仕事や生活に満足していると確信できる方は、転職を考える必要はないと思います。
 少しでも後悔するかもしれない、と思う方は、人生一度っきりということを、意識してもよいと思います。

5.意外と、何とかなる
 ここまでいろいろ書きましたが、それでも公務員という安定を捨てて、次のステージにいくことは不安ですよね。
 私も同じ経験をしましたから不安でした。
 その上で、言います。

 意外と、何とかなるです。

 転職ということを、そこまで人生のすべてを決めること、と思いつめすぎないでください。
 確かに職業というのは、人生の大半を占める大きな内容です。
 それを承知のうえで書いています。

 意外と、何とかなります。

 特に、一生懸命公務員として従事してきた方は大丈夫です。
 皆さん、真面目ですから!(笑)
 
 公務員から公務員に転職、という選択肢もありだと思っています。
 私は脱公務員をしましたが、公務員という仕事自体に、否定的ということは決してありません。

 前職の職場が辛かっただけです。
 公務員経験者はもちろん、次の職場でも経験者として重宝されます。

 今の職場が苦しい方、ぜひ、次の世界を検討してみてください。
 私の経験が、皆様のお役に立てれば、これほどうれしいことはありません。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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